ペアリング方法や、片耳しか聞こえない場合の解決方法はこちら→
TaoTronics(タオトロニクス)というメーカーの完全ワイヤレスイヤホン「SoundLiberty 53(サウンドリバティ53)」(TT-BH053)をAmazonで購入しました。
早速開封レビューしていきます。
TaoTronics SoundLiberty 53
開封&写真レビュー
箱の開封から充電ケース外観まで
白いスリーブを外すと、鮮やかなオレンジの箱。
中に入っているのは
- 多言語の説明書(ちゃんと翻訳された日本語のページもあります)
- Micro-USB充電ケーブル
- SS、S、M、Lサイズのイヤーピース(Mサイズはイヤホンに装着されています)
- 充電ケース
- イヤホン本体
充電ケースの質感は、つや消しでサラサラとした感じ。
手触りがよく指紋もつきにくいので、個人的にはけっこう好みでした。
裏側に、Micro-USBの充電端子。
充電ケーブルをつなぐと、こうなります。↓
奥まで挿し込まれず、ケーブルとの間に少しだけ隙間ができますが、しっかりとささっていますので大丈夫。
充電ケースのサイズ感は、こちら。
かなり小さくて持ち運びが楽です。
細長い卵型なので、持った感じもグッド。思わず握りたくなります。
充電ケース内観からイヤホン本体まで
開けると、左右のイヤホンが入っています。
ケースの上ぶたの内側にも、イヤホンを保護する硬めのクッションが貼り付けられています。気配りがいいですね。
イヤホンの真ん中に貼ってある白いものは、絶縁シールですね。裏側の端子に巻きつけられるように貼られています。
イヤホンの先端にはマグネットが入っているようで、ケースに近づけるとくっつきます。
他の部分はくっつかないので、先端だけですね。
↓↓↓↓↓↓
充電ケースからイヤホンを取り出すと、自動で起動します。
左右のイヤホンの青いランプが点滅するので、わかりやすいです。
イヤホンを充電ケースに戻すと、今度は充電ケースのバッテリー残量ランプ(残量インジケーター)が点灯します。
しばらくしたら消えます。
イヤーピースを外してみると、こんな感じ。
付属している別サイズのイヤーピースと比較。
イヤホンについているのがMサイズ。
手前の左から、SSサイズ、Sサイズ、Lサイズ、ですね。
以前から持っていた通常のワイヤレスイヤホン「TaoTronics TT-BH16」と並べて見ましたが
やっぱりケーブルが無いのはいいですね。
TaoTronics SoundLiberty 53
ペアリング方法
すごく簡単でした。
- 左右のイヤホンを同時に取り出す。
- 音楽デバイスでBluetoothをオンにすると「TaoTronics SoundLiberty 53」として検出される。
- 接続済みとなればOK。
もう少し詳しく解説します。
※iPad(iOS)で接続した時の画像を使っています。
左右のイヤホンを同時に取り出す
同時に取り出し、以下の状態になると左右イヤホンがつながります。
- 左イヤホンのランプは「青と白に交互に」点滅
- 右イヤホンのランプは「青くゆっくりと」点滅
同時に取り出すのがポイント。
後述しますが、左右イヤホンを時間差で取り出すと、それぞれ別々でペアリングされてしまいます。
TaoTronics SoundLiberty 53
片耳しか聞こえない時の解決方法
左右イヤホンを充電ケースに戻し、もう一度、同時に取り出してみましょう。
ぼくの場合もそれで解決しました。
これは「片方だけでも音楽再生できる」という、れっきとした「左右イヤホン独立再生機能」があるためです。
片方からしか音が出ないという問題は、初期不良でなければこの方法で解決できます、落ち着いて対処しましょう。
左右のイヤホンをケースから時間差で取り出すと、別々でペアリングされる
↓これは、iPadのBluetooth設定画面です。
「TaoTronics SoundLiberty 53 R」は未接続となっていますが、これで問題ありません。
両方のイヤホンから音楽再生する時は、「TaoTronics SoundLiberty 53」だけが接続済みとなっている状態が正しいです。
↑このように、
- 「TaoTronics SoundLiberty 53」接続済み
- 「TaoTronics SoundLiberty 53 R」接続済み
どちらも接続済みとなっていると、それぞれが別々で接続されてしまっているため、片方からしか音楽再生されません。
なぜこうなっちゃうかと言うと。
「TaoTronics SoundLiberty 53」だけが接続済みの場合、
音楽デバイスから送信された音楽データを、左イヤホンが右イヤホンへと飛ばしてくれるので「両方から再生」できます。
音楽デバイス → 左イヤホン ⇄ 右イヤホン
しかし
「TaoTronics SoundLiberty 53」「TaoTronics SoundLiberty 53 R」両方が接続済みとなってしまうと
音楽デバイス
→ 左イヤホン
→ 右イヤホン
という風に別々でつながり、左で音楽再生すると右が止まり、右で再生すると左が止まります。
TaoTronics SoundLiberty 53
購入を決めた5つの理由
完全ワイヤレスイヤホンは、今やかなりの種類が出ており、選ぶのが大変です。
Amazonでも「完全 ワイヤレスイヤホン」と検索しただけで、何千点もの商品が出てきます。
膨大な種類の中から、なぜ「TaoTronics SoundLiberty 53」を選んだのか。
ぼくが買う決め手になった理由を5つ上げていきます。
あなたの完全ワイヤレスイヤホン選びの参考になれば幸いです。
① タッチ操作ができる
イヤホンに手を持っていき、そのまま曲送りや音量調整ができる。
思った以上にかなり使い勝手がいいです。
↓これ、ぼくが持っている通常のワイヤレスイヤホンなのですが、
左右のイヤホンがケーブルでつながっていて、その途中に操作ボタンがついています。
このタイプ、ケーブルを首の後ろにかけている状態だと、操作ボタンも首の後ろ側に回ってしまい、操作がしづらい。
ですが、イヤホン本体でタッチ操作ができるSoundLiberty 53なら、操作上の問題も解消してくれました。
今回、購入を検討した完全ワイヤレスイヤホンの中には、
「タッチ操作ではないが、ボタン操作ができる」というものありました。
しかし
イヤホンのボタンを押し込む際に、イヤホンそのものも耳に押し込んでしまうという心配があったので、見送りました。
② 信頼できるメーカー
上記で紹介した、ぼくが持っているイヤホン「TT-BH16」も、TaoTronics(タオトロニクス)製です。
2年半前にAmazonで2,999円で買いました。
家でも外出先でもかなりヘビーに使っており、時には服に引っかかって「ぐいっ」と引っ張ってしまったことも何度かありました。
ですが断線は一切なく、通信の安定性なども購入当時と変わらず、ずっと安心して使えています。
こんな経験があったため、TaoTronicsがどんなメーカーなのかは知りませんでしたが、ある程度信頼はしていました。
今回、同じくTaoTronics製である「SoundLiberty 53」を購入するにあたり、どんなメーカーなのかを調べてみました。
すると以下の情報がわかったため、より信頼して購入を決めることができました。
TaoTronics(タオトロニクス)とは?
TaoTronicsは2008年に設立された、オーディオ・家電ブランドです。
アメリカからスタートし、現在では日本、ヨーロッパ、アジアなど、グローバルで展開しています。ワイヤレスイヤホンやLEDライトなどをはじめとする、先進的なテクノロジーを搭載した私たちの製品は世界各国のユーザーの方々から高い評価をいただき、今では全世界に3,000万人以上の方々にご愛用頂けるまでに成長いたしました。
これからもTaoTronicsは、みなさまのより豊かな生活を叶えるために日々努力を続けてまいります。
出典:TaoTronics日本公式サイト
SUNVALLEYグループは2007年にアメリカで創業、現在はアジアのシリコンバレーとも呼ばれる中国深センに本社を構え、日本・アメリカ・ドイツ・香港など世界各国にグループ支社を構えるグローバル企業です。
最先端技術を追求するモバイルバッテリーブランド「RAVPower」、オーディオ・家電ブランド「TaoTronics」、スマート家電ブランド「VAVA」など、先進の IT/デジタル家電を展開しています。
出典: ABOUT SUNVALLEY GROUP
TaoTronicsはメーカー名ではなく「オーディオ・家電ブランド」の名前でした。
中国のITの最先端都市「深セン」に本社がある「SUNVALLEYグループ」が持つ、1つのブランドというわけですね。
日本にも「株式会社SUNVALLEY JAPAN」という支社があり、日本企業しか登録できない「co.jpドメイン」での公式サイトもありました。
③ レビューがかなりの高評価
アマゾンで購入したのですが、その時点で「740以上ものレビューがあるにも関わらず、★4.5」というかなりの高評価でした。
レビューを見てみても、実際の購入者の写真付きレビューが多い。
音質の良さやbluetoothの安定接続などイヤホンの本体のレビューもあれば、メーカーもしくは販売であるTaoTronics(タオトロニクス)の対応の良さなど、多岐にわたって高評価だったため、購入を決めたひとつの理由となりました。
④ イヤホンの連続再生時間が6時間もある
完全ワイヤレスイヤホンは
- イヤホン本体にバッテリーを積む必要がある
- 左右のイヤホン同士&音楽デバイスとのワイヤレス通信をずっと行うのでバッテリー消費が激しい
という制約があるため、どうしても連続再生時間は短くなりがちです。
他のイヤホンだと連続再生時間2時間というのもありました。
充電ケースのバッテリーを含めると80時間以上使えるものありますが、
やはりイヤホンだけで長時間再生できるものが望ましい。
その点も「SoundLiberty 53」はクリアしてくれたので、購入理由の1つとなりました。
⑤ 軽い
上記の、イヤホンの連続再生時間にも関係がありますが
「バッテリーを大きくするとイヤホンが重く」なります。
「SoundLiberty 53」は、この問題もクリアというか両立してくれています。
他の長時間再生イヤホンが、片方10gを超えているものが多い中、これは両方イヤホンを合わせても「10.8g」でした。
片方ではわずか「5.4g」です。
最後の購入の決め手となりました。
実際に長時間音楽を聞いても、イヤホンをつけていることを忘れるほど軽いです。
TaoTronics SoundLiberty 53
レビューまとめ
以上、TaoTronics SoundLiberty 53 のレビューでした。
5,000円以下で高音質・高機能なものが欲しい。
という人に特におすすめです。