- 2種類の漫画のうち、どっちが売れてるの?
- 売れてるほう(人気があるほう)を読みたい
結論からお伝えすると、スクウェア・エニックスから出版されている、ビッグガンガン版の漫画のほうが売上が高いです。
ビッグガンガン版 | サンデーGX版 |
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そのため、人気がある方から読みたい人は、ビッグガンガン版を選ぶと良いですよ。
さて本記事では、『薬屋のひとりごと』の2種類の漫画について、
- シリーズ累計の発行部数はどれくらい?
- それぞれいつから発売されてるの?
- 何巻まで発売されているの?
- なぜビッグガンガン版の方が売れてるの?
などを紹介していきます。
『薬屋のひとりごと』シリーズ累計の売上|1500万部を突破
ビッグガンガン版 | サンデーGX版 | 小説(文庫本) |
『薬屋のひとりごと』の小説版・漫画版を合わせたシリーズ累計発行部数は、なんと1500万部を突破。
(※2022年1月時点)
内訳は次の通り。
漫画1(ビッグガンガン版) | 700万部以上 |
漫画2(サンデーGX版) | 500万部以上 |
小説(文庫本) | 200万部前後 ※推定 |
※ビッグガンガン版の700万部突破と、サンデーGX版の500万部突破については公式発表がありましたが、
書籍版小説の累計発行部数については正確なデータが見つからなかったため「※推定」となっています。
アニメ化の発表すらされていないのに、この人気です。
これからアニメ化されれば、さらに人気が出ること間違いなし。
月刊ビッグガンガン版(既巻9巻)の売上|700万部を突破
ビッグガンガン版の漫画「薬屋のひとりごと」
原作 | 日向夏 |
キャラクター原案 | しのとうこ |
作画 | ねこクラゲ |
構成 | 七緒一綺 |
出版社 | スクウェア・エニックス |
既巻 | 9巻 |
スクウェア・エニックスから出版されている、ビッグガンガン版の漫画「薬屋のひとりごと」の累計発行部数は、700万部を突破しています。
構成を担当している「七緒一綺」さんのツイート
ビッグガンガン版の漫画はいつから発売された?
ビッグガンガン版の漫画「薬屋のひとりごと」は、2017年9月25日に第1巻が発売されました。
既巻 | 発売日 |
---|---|
1巻 | 2017年9月25日 |
2巻 | 2018年2月24日 |
3巻 | 2018年7月25日 |
4巻 | 2019年2月25日 |
5巻 | 2019年7月25日 |
6巻 | 2020年3月25日 |
7巻 | 2020年11月25日 |
8巻 | 2021年5月25日 |
9巻 | 2021年11月25日 |
第1巻の発売後は、続巻が約5ヶ月〜8ヶ月の間隔で発売されています。
ビッグガンガンは月刊誌です。
1巻につきだいたい4〜5話が掲載されていますので、発売ペースはまあこんなものではないでしょうか。
ただし8ヶ月ほどの間隔が開くと「まだ続巻は出ないのかな?」とさすがに待ち遠しくなりますが。
ビッグガンガン版の漫画『薬屋のひとりごと』
こんな人におすすめ
- キャラクターの魅力(可愛さ/かっこよさ)を楽しみたい人
- ミステリー要素よりラブコメ要素が好みの人
- きれいな表紙を見て興味を持った人
- 原作小説を(全部もしくは途中まで)読んだことがある人
月刊サンデーGX版(既巻12巻)の売上|500万部を突破
サンデーGX版の漫画「薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜」
原作 | 日向夏 |
キャラクター原案 | しのとうこ |
作画 | 倉田三ノ路 |
出版社 | 小学館 |
既巻 | 12巻 |
小学館から出版されている、サンデーGX版の漫画「薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜」の累計発行部数は、500万部を突破しています。
サンデーGX編集部のツイート
※ツイート画像の表紙左下に小さく「累計500万部突破!」と記載されています。
サンデーGX版の漫画はいつから発売された?
サンデーGX版の漫画「薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜」は、2018年2月24日に第1巻が発売されました。
ビッグガンガン版から約5ヶ月遅れての発売ですね。
既巻 | 発売日 |
---|---|
1巻 | 2018年2月24日 |
2巻 | 2018年7月19日 |
3巻 | 2018年9月19日 |
4巻 | 2019年2月19日 |
5巻 | 2019年6月19日 |
6巻 | 2019年11月19日 |
7巻 | 2020年2月19日 |
8巻 | 2020年6月19日 |
9巻 | 2020年10月16日 |
10巻 | 2021年2月19日 |
11巻 | 2021年6月18日 |
12巻 | 2021年10月19日 |
第1巻の発売後は、続巻が約2ヶ月〜5ヶ月の間隔で発売されています。
サンデーGXもビッグガンガンと同じく月刊誌なのですが、より早いペースで発売されていますね。
サンデーGX版の第1巻の発売はビッグガンガン版より約5ヶ月遅れていたのに、2022年1月時点では逆に3巻分も先行しています。
サンデーGX版の漫画『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』
こんな人におすすめ
- サクサク進むストーリー展開を楽しみたい人
- ラブコメ要素よりミステリー要素が好みの人
- 中華風のリアルな世界観を味わいたい人
- 原作小説を読んだことがない人
なぜ人気?ビッグガンガン版の方が売れている理由
ビッグガンガン版 | サンデーGX版 |
累計700万部突破 | 累計500万部突破 |
ここでは、なぜビッグガンガン版の方が(+200万部)売れているのか?
その理由を解説していきます。
とくに人気が出るきっかけとなったのが、こちら↓
「次にくるマンガ大賞2019」コミックス部門第1位を受賞
ビッグガンガン版の漫画「薬屋のひとりごと」は、
なかなか注目度が高い「次にくるマンガ大賞2019(第5回)」コミックス部門第1位を受賞しています。
「次にくるマンガ大賞2019」コミックス部門第1位
1位 | 薬屋のひとりごと(ビッグガンガン版) | 30,311ポイント |
2位 | チェンソーマン | 24,779ポイント |
3位 | 神クズ☆アイドル | 21,078ポイント |
4位 | 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…… | 15,457ポイント |
5位 | ブスに花束を。 | 14,519ポイント |
6位 | その着せ替え人形は恋をする | 11,575ポイント |
「次にくるマンガ大賞」とは
niconicoとダ・ヴィンチの共催により「次に流行るであろうマンガ」の発掘・紹介を目指して2014年から始まったマンガ賞。
「コミックス部門」と「Webマンガ部門」がある。
歴代1~3位受賞作の半数近くがアニメ化しており、受賞=ヒットにつながっている。
ノミネート作品をダ・ヴィンチ編集部が選考して、その後niconico上でユーザー投票を行い、各賞を決定する。
他にも有名な人気マンガが多数ノミネートされていましたが、
2位の『チェンソーマン』に約6000ポイント差をつけて『薬屋のひとりごと』がダントツ1位でした。
「次にくるマンガ大賞2019」の発表日以降、累計発行部数が大きく伸びる
「次にくるマンガ大賞2019」が2019年8月22日に発表された後、
ビッグガンガン版の漫画「薬屋のひとりごと」は、さまざまなメディアで取り上げられます。
それにより、もともと人気があったのがさらに加速。
累計発行部数が大きく伸びていきました。
2017年9月25日 | 第1巻が発売される |
2019年3月18日 | 100万部突破 https://twitter.com/big_gangan/status/1107579466941759488 |
2019年7月2日 | 170万部突破 https://twitter.com/big_gangan/status/1145893425729794048 |
2019年8月22日 | 「次にくるマンガ大賞2019」コミックス部門第1位を受賞 |
2019年12月11日 | 280万部突破 https://twitter.com/big_gangan/status/1204669735167643648 |
2020年4月27日 | 390万部突破 https://twitter.com/big_gangan/status/1254651227075301377 |
2021年5月26日 | 600万部突破 https://twitter.com/7O_1KI/status/1397423491763277829 |
2021年11月25日 | 700万部突破 https://twitter.com/7O_1KI/status/1463832230539653123 |
逆に考えると、サンデーGX版もすごい売上
ビッグガンガン版の漫画が「次にくるマンガ大賞2019」がきっかけで人気が加速したことは先に書いた通りですが、
逆に考えると、とくに大きな受賞なしで500万部を突破している「サンデーGX版」もすごい売上だということがわかります。
ビッグガンガン版 | 累計700万部突破 |
サンデーGX版 | 累計500万部突破 |
しかも、サンデーGX版の第1巻の発売は、ビッグガンガン版より約5ヶ月遅れていたわけですからね。
ビッグガンガン版の受賞によってサンデーGX版も注目されたという理由もあるのでしょうが、それにしてもすごい。
2種類のコミカライズがどちらも大ヒットするなんて、めったにない事例ではないでしょうか。
これからアニメ化されるとしたら、まだまだシリーズ累計発行部数が伸びそうです。
まとめ
『薬屋のひとりごと』の小説版・漫画版を合わせたシリーズ累計発行部数は、1500万部を突破。
漫画1(ビッグガンガン版) | 700万部以上 |
漫画2(サンデーGX版) | 500万部以上 |
書籍(文庫本) | 200万部以上 ※推定 |
ビッグガンガン版の漫画は「次にくるマンガ大賞2019(第5回)」コミックス部門第1位を受賞。
受賞発表後に人気が加速し、2019年12月11日に280万部突破、2021年11月25日に700万部を突破しました。
ビッグガンガン版はこんな人におすすめ
ビッグガンガン版の漫画『薬屋のひとりごと』
こんな人におすすめ
- キャラクターの魅力(可愛さ/かっこよさ)を楽しみたい人
- ミステリー要素よりラブコメ要素が好みの人
- きれいな表紙を見て興味を持った人
- 原作小説を(全部もしくは途中まで)読んだことがある人
サンデーGX版はこんな人におすすめ
サンデーGX版の漫画『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』
こんな人におすすめ
- サクサク進むストーリー展開を楽しみたい人
- ラブコメ要素よりミステリー要素が好みの人
- 中華風のリアルな世界観を味わいたい人
- 原作小説を読んだことがない人
以上、『薬屋のひとりごと』2つの漫画の売上の違いでした。