SMARTOON(スマトゥーン)とは?
ウェブ漫画サービス「ピッコマ」で提供されるフルカラー・縦スクロールの漫画コンテンツ、およびそのブランド名のこと。
もともとの単語は Webtoon(ウェブトゥーン)
SMARTOON(スマトゥーン)はあくまで「ピッコマ」独自のブランド名です。
- ウェブ限定
- フルカラー
- 縦スクロール
という形で提供される漫画は、一般的には Webtoon(ウェブトゥーン)と呼びます。
Webtoon(ウェブトゥーン)とは
韓国発のデジタルコミック、ウェブコミックの一種。
複数のページではなく縦長の1ページでエピソードが公開されているため、スマートフォンで読みやすい。
SMARTOONの意味は?
SMARTOON(スマトゥーン)とは、SMART(スマートデバイス)とCARTOON(マンガ・アニメ)の合成語です。
スマートフォンに最適化された新しいマンガコンテンツ、という意味ですね。
「ピッコマ」によると、フルカラーの美しく臨場感ある作画や、縦スクロールでスラスラと読み進める心地良さなど、“マンガ”とは一味違った表現が特徴とのこと。
SMARTOONはどんな漫画?
「ピッコマ」が新しい漫画コンテンツとして提供している SMARTOON(スマトゥーン)。
どんな形式の漫画なのか、ご紹介します。
フルカラー
SMARTOONは、ウェブで公開することが前提で描かれているため、すべてのコマがフルカラーになっています。
キャラクターも背景もすべてフルカラーなのはもちろん、作品によってはコマの外側(余白部分)にも、色付けされている物もあります。
例えば、シリアスなシーンでコマの外側が暗い色になっていたり。
縦スクロール
SMARTOONは、スマホで読むことに最適化された「縦スクロールの画面構成」です。
スマホで縦にスクロールしながら読むことが前提で描かれています。
通常の漫画のように複数のコマが1ページにまとまっているのではなく、1画面につき1コマ(ワンシーン)です。
SMARTOONのメリット
SMARTOONって結局、何が良いの?ということで、メリットをまとめてみました。
ダイナミックな表現の漫画を読める
SMARTOONは、1画面につき1コマ(ワンシーン)だけ表示されます。
1コマごとに集中して読めるため、通常の漫画よりもストーリーに没頭することができます。
漫画の世界観をより楽しみながら読める
SMARTOONはすべてのコマがフルカラーなので、物語の世界観を余すことなく楽しめます。
例えば、ファンタジー漫画の世界の風景や、キャラクターが着ている服の装飾が細かいところまで色付けされている、など。
漫画のストーリーはもちろん、フルカラーで描かれる作画そのものを楽しみにしている読者も多いみたいですね。
SMARTOONのデメリット
SMARTOONを実際に読んでみて感じた、デメリットをまとめてみました。
スクロール量がとても多い=何度もフリックする必要がある
SMARTOONは、ものすごく縦に長い1ページ漫画、とも言えます。
スマホの画面に1コマ(ワンシーン)しか出てこないように作られているため、何度も何度も画面をスクロールする必要があります。
いちいち指を動かすのが面倒になる時もありますね。
パソコンやタブレットでは読みにくい
SMARTOONは、スマホの画面(縦長の画面)に最適化されて作られているため、パソコンやタブレットでは読みにくいです。
画面の横幅が広くなるほど、1コマの画像も横に広がります。
横幅が広いPCモニターやタブレットを使った場合、1画面に1コマすら表示しきれないことも。
まとめ
1画面につき1コマ(ワンシーン)という形のウェブ漫画は以前からありましたが、ここ数年でかなり人気になってきた感じがありますね。
- ウェブ限定
- フルカラー
- 縦スクロール
という新しい形式のウェブ漫画から、アニメ化やドラマ化される作品もどんどん増えています。
今後が楽しみな形式の漫画ですね。
以上、SMARTOON(スマトゥーン)の紹介でした。