動画見放題サービス(VOD)の特徴・メリット一覧

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動画見放題サービスに興味があるけど、ほとんど知らない。

という人に向けた記事です。

動画見放題サービスはいろいろな会社からたくさん出ています。

どれにしようかと悩む前に「動画見放題サービスの基本」を知っておくと、サービス選びが楽になりますよ。

目次

動画見放題サービスとは?

動画見放題サービスとは、一定の月額を支払うことでパソコンやスマホで動画を無制限に見ることができるサービス。

定額制(月額制)動画配信サービスVOD(ビデオ・オンデマンド)とも呼ばれます。

サービスの中には、動画だけではなく「音楽」が聴き放題になったり「雑誌」が読み放題になるものもあります。

色々な会社からサービスが提供されており、日本で利用できるものだけでも10サービス以上。

各社サービスごとに配信作品数が違います。(1万本〜14万本など)

また、得意なジャンルも違います。

たとえば

  • あらゆるジャンルの動画を取り揃えているサービス
  • 洋画や海外ドラマに特化したサービス
  • アニメに特化したサービス

などなど。

作品のラインナップは日々更新されており、新作も続々と追加されています。

動画見放題サービスの多くは、iPhone、Androidスマホ、タブレット、パソコン、ゲーム機など、様々な端末で視聴できるようになっています。

インターネットにつながった端末がひとつあれば、膨大な動画を楽しめるわけですね。

長編シリーズの海外ドラマをまとめて観たり、映画を1日1本観たとしても定額なので「レンタルDVD」よりも便利でお得です。

どのサービスにしようか迷ったときに役に立つのが、各社サービスそれぞれで使える「無料トライアル期間」

各社サービスで期間は違いますが、おおよそ2週間〜1ヶ月の間、完全無料で体験できます。

動画見放題サービスの特徴・メリット一覧(各サービスで違いあり)

動画見放題サービス全般」の主な特徴やメリットを紹介します。

これらの特徴やメリットが、全ての動画見放題サービスに共通するわけではないですが、

「動画見放題サービスってこんな特徴があるんだ、こんなことができるんだ」と知っておけば、サービスを選ぶときに決めやすくなります。

配信数・得意ジャンル|各サービスごとに総作品数や得意ジャンルが違う

動画見放題サービスは、いろいろな会社から提供されています。

各サービスごとに総作品数が違い、少ないものでは全1万本、多いものでは全14万本ほどの作品が配信されています。

総作品数は多いに越したことはないですが、それよりも重要なポイントが「得意ジャンル」

あらゆるジャンルの動画が豊富なサービスもあれば、どれかのジャンルに特化しているサービスもあります。

「動画」と一言に行ってもジャンルはたくさんありますね。

洋画、邦画、海外ドラマ、日本ドラマ、アニメ、音楽ライブ、スポーツ、ドキュメンタリー、韓国ドラマ、バラエティ、お笑い、キッズ向け

人気のサービス5つの得意ジャンルを例に挙げると、次の通り。

  • dTV|洋画・邦画・海外ドラマ・国内ドラマ・バラエティ
  • Netflix|洋画・海外ドラマ
  • Hulu|洋画・海外ドラマ・国内ドラマ・アニメ
  • U-NEXT|邦画・国内ドラマ・韓流ドラマ・バラエティ・アニメ
  • Amazonプライムビデオ|洋画・海外ドラマ・アニメ

「見たい作品は決まってないけど、色々なジャンルの動画を見たい」という人には、dTVやU-NEXTなどの「配信ジャンル数が多いサービス」がオススメです。

逆に、自分が見たい動画ジャンルが決まっている人には、Netflixなどの「ジャンル特化サービス」をオススメします。

見逃し配信|地上波のテレビ番組がすぐに配信される

いくつかの動画見放題サービスでは、今シーズンの最新テレビドラマの見逃し配信をしています。

放送直後に配信される作品もあります。

ドラマの放送時間にしばられず、いつでも好きな時間に見ることが出来るので便利です。CMもカットされているので、サクサクと楽しんでいけます。

たとえば、月9のドラマを観たいとき。

放送時間にテレビを見れず、録画もできなかったとしても問題ありません。

動画見放題サービスですぐに配信されて、いつでも楽しめます。

テレビドラマを毎週欠かさず見ている人は、見逃し配信が充実しているサービスを選ぶことで、ドラマのある生活をさらに楽しめるはず。

それから

長編ドラマは、過去シーズンも配信されていることも多いです。

楽しみ方は色々あります。

「最新シーズンが放送されているけど、過去シーズンを見てないから100%楽しめないかも。」というときは、

過去シーズンをおさらいでイッキ見したり。

好きなエピソードをもう一度見るのもいいですね。

これまで、ドラマのDVDをまとめてレンタルして視聴していた人なら、次のような問題からも解放されます。

  • 店舗に行ってDVDを借りる&返却するという面倒さ
  • 借りたいDVDが誰かに借りられてしまっていてがっかり
  • DVDの数が多くて、レンタル費用がかさむ

独占配信|オリジナル作品が見れるサービスもある

動画見放題サービスで配信されている作品は各社ごとに違いますが、被っている作品もあります。

むしろ被っている作品の方が多いです。

そこで各社サービスでは、他との差別化のために「そのサービスだけで視聴できる、オリジナル作品」を配信する場合があります。

たとえば、

  • 作品の配信権利を独占している「独占配信」
  • そのサービスが独自に制作した「オリジナル作品」

特に「オリジナル作品」はクオリティが高いものが多く、中にはハリウッド映画よりも高い予算をかけた超大作などもあります。

DVDやブルーレイで発売される予定がない作品も配信されるため、文字通りオリジナル。

オリジナル作品を配信しているサービスで人気なのは、

  • dTV
  • Netflix
  • Hulu

といったサービスです。

「オリジナル作品を見るためだけに契約する」という人も多いです。

動画見放題サービスを選ぶときに迷ったら、面白そうなオリジナル作品があるかどうかで判断するのもアリですね。

マルチデバイス対応|いろいろな端末で視聴できる

動画見放題サービスは、パソコン、スマホ、タブレット、スマートテレビ、ゲーム機(※1)、セットトップボックス(※2)など、いろいろな端末で視聴できます。

たとえば

「外出中はスマホで動画を観て、家に帰ったらパソコンやテレビの大画面で続きを観る」なんてことができます。

視聴履歴がオンラインでつながっているので、途中で観たところまで飛ばさなくても、続きからすぐに観れます。

ただし、サービスによっては視聴できない端末もあるので注意が必要です。

ほとんどの動画見放題サービスは、パソコン・スマホ・タブレットには対応していることが多いです。

しかし、

スマートテレビ・ゲーム機といった「別の利用が主目的」の端末の場合、対応しているサービスはまちまちです。

「テレビで見たい」「PS4で見たい」という希望がある人は、

動画見放題サービスを選ぶときに「対応端末(対応デバイス)」をしっかり確認しておきましょう。

複数同時再生|複数端末で同時に観れるサービスもある

動画見放題サービスの中には、複数の端末で違う作品を同時に視聴できるサービスもあります。

たとえば、U-NEXT。

1つの契約で4つまでのアカウントを作れるので、

「お父さんがパソコンで洋画を見ているときに、子供はスマホでアニメを見る」なんてことができます。

視聴履歴やマイリストも別々に管理できるので、プライバシーを守られながらも、それぞれが好きな作品を視聴できます。

複数人でシェアして利用することを考えている人は、

  • 同時に再生できるかどうか
  • アカウントを複数作れるかどうか

は、重要なポイントとなるはずですので、サービスを選ぶ前に確認しておきましょう。

レコメンド機能|自分に合ったオススメの作品を教えてくれる

動画見放題サービスでは膨大な作品が配信されているために

「作品が多すぎることで、自分好みの作品が(配信されているのに)見つけられない」ということもあります。

そこで役に立つのがレコメンド機能。(全てのサービスにある機能ではないです)

動画見放題サービスを使っていくうちに、自分好みの動画がオススメされるようになります。

  • 視聴履歴
  • マイリストに入れた作品
  • 高い評価をつけた作品

といったデータをもとに「あなたにはこんな作品がオススメです」と紹介してくれます。

自分が見たい作品だけじゃなく、思いがけない名作に出会えることもあるので、かなり便利。

「この作品を見たい!」という希望がなくても、レコメンド機能があれば面白そうな動画を次々にオススメしてくれるので、作品探しに時間をかけなくて済みます。

もちろん、下記のような通常のオススメ機能があるサービスも多いです。

  • ジャンル別の人気ランキング
  • SF・アクション・コメディなどといったテーマ別のオススメ動画
  • 高評価されている動画
  • 季節ごとのオススメ動画

ダウンロード再生|オフライン環境でも視聴できる

動画見放題サービスは、パソコンやスマホに動画を保存してから再生する「ダウンロード再生」もできます。

インターネットにつながっていない「オフライン環境」でも動画を視聴できるので便利。

人気のサービスは「ダウンロード再生」にほとんど対応しています。

スマホの通信量の節約もできます。

たとえば外出中にスマホで動画を見る場合。

動画は通信量が多いので、モバイル通信で「ストリーミング再生」をすると、すぐに通信量がいっぱいになってしまいます。

そこで、動画のダウンロードが役に立ちます。

Wi-Fiのあるところであらかじめ動画をスマホにダウンロードしておけば、通信量を使わずに動画を楽しめます。

「ストリーミング再生」とは

動画データをオンラインで再生する方式。

インターネット(Wi-Fiやモバイル回線)につながっている時だけ利用できます。

料金プラン|完全定額タイプ or 定額+課金タイプ

動画見放題サービスの料金プランには「完全定額タイプ」と「定額+課金タイプ」という、2つのタイプがあります。

完全定額タイプ

完全定額制のサービスでは、一定の月額料金を支払えば、配信されている動画全てが見放題となります。

たとえば日本テレビが運営する人気サービス「Hulu(フールー)」の場合、月額1026円(税込み)で6万本以上の全作品が見放題となります。

定額+課金タイプ

定額制+課金制のサービスでは、見放題になる作品+課金が必要な作品があります。

たとえば見放題作品数No.1の「U-NEXT(ユーネクスト)」の場合、月額2149円(税込み)で9万本の作品が見放題ですが、5万本の作品には課金が必要となります。

ただし、見放題作品だけでも多くの作品があるため、別に課金しなくても満足できたりします。

【課金】とは?
動画を見るときに追加料金を支払うこと。動画レンタルは1作品あたり300〜500円ほど。動画購入は作品によってバラバラ。おおよそ、作品のDVD価格より少し安いぐらい。

「完全定額タイプ」と「定額+課金タイプ」
どっちのタイプも、メリットとデメリットがあります。

完全定額タイプ」の場合

メリット|毎月一定の金額で安心して楽しめる、家族でシェアするときも想定外の課金リスクがない

デメリット|新作の配信が遅い、もしくは配信されない

「定額+課金タイプ」の場合

メリット|新作の配信が早い、DVD発売と同時配信もある

デメリット|観ようとした作品に課金が必要だとがっかりする


新作の映画も見たい人なら「定額+課金タイプ」がオススメです。

たとえば「劇場公開中に見たかったけど、行く暇がなくて見れなかった」という作品があったとき。

しばらくすれば配信されるので、300〜500円を追加で払うだけでレンタルして楽しめます。

レンタル期間は各サービスでまちまちですが、2日〜1週間ほどですね。

無料お試し|2週間〜1ヶ月、完全無料で体験できる

ほとんどの動画見放題サービスでは、一定期間の無料体験ができます。

各社それぞれのサービスによって無料お試し期間は違いますが、おおよそ2週間〜1ヶ月ほど。

利用方法もかんたんです。

公式サイトからアカウント登録をするだけ。

ポイントは、完全無料なのに通常の契約と同じように動画が見放題になること。

気になる見放題サービスがあれば、とりあえず無料お試しをして、実際に体験してみることをオススメします。

気に入ればそのまま継続利用すればいいですし、気に入らなければ解約するだけです。

無料期間のうちに解約をすれば、文字通り無料で使えるので、とてもお得。

まとめ

以上、

動画見放題サービス(VOD)とは?ゼロからわかる基本知識と特徴・メリット一覧

でした。

動画見放題サービスの基本を知った後は、各社サービスを比較しながら、自分にぴったりのサービスを見つけましょう。

本記事で紹介した特徴やメリットはそのまま「比較する基準」としても使えます。

「このサービスは配信数が多いけど、好きなジャンルの作品が少ないなぁ」

「あのサービスのオリジナル作品は、傑作だと絶賛されているからどうしても見てみたい」

などなど、自分なりの「アリ」と「ナシ」を考えてみると、案外すんなりと決められますよ。

最後に、動画見放題サービスの「アプリの使いやすさ」という点も重要なポイントです。

こればっかりは実際にサービスを使ってみないとなかなか判断できません。

そんな時は各社サービスの「無料お試し」を活用してから、納得した上でサービスを決めましょう。

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