動画を見るときに便利な倍速再生。
たとえば120分の動画を1.5倍速で見ると、動画時間が「80分」にまで短縮されるわけですが、そこでちょっとした疑問。
120分を2倍速で見ると60分なのに、なぜ1.5倍速で見ると80分になるの?
倍速スピード | 動画の時間 |
---|---|
120分を1倍速で見る | 120分 |
120分を1.5倍速で見る | 80分 ↑なぜ90分じゃないの? |
120分を2倍速で見る | 60分 |
計算式では、 120分の動画を1.5倍速で見た場合
120分÷1.5倍速=80分
となるので、80分で全くもって正しいのですが、なんだか違和感。
なんでそうなるの?という疑問を解決しました。
結論
倍速スピードが早くなるにつれて、動画時間の短縮がゆるやかになるから。
(カットされる時間が短くなるから。)
イラストで表すと、こうです↓
左の図のように、倍速スピードに等しく比例して、動画の時間が短くなるのは間違いです。
最終的にはゼロになってしまいます。
それはありえません。
120分を1倍速で見ると120分……2倍速で見ると60分……
それなら「1.5倍速で見ると90分」だな!
と考えたときは、左の図で考えてしまっています。
正しくは、右の図のように
倍速スピードを上げるほどに、動画時間の短縮がゆるやかになっていきます。
だから、120分を1.5倍速で見る=80分、となるわけですね。
たとえ1,000倍速になっても、動画時間がゼロになることはありませんよね。
以上、
120分の動画を1.5倍速で見ると(90分ではなく)80分になる理由、でした。