2019年10月31日に最新作「ルイージマンション3」がNintendo Switchで発売されるルイージマンションシリーズ。
ぼくは小学生の頃にホラー映画を観てトラウマになって以来、怖いコンテンツ(ホラー映画・ホラーゲーム・心霊番組)が超苦手になってしまっていたんですが、それでも「ルイージマンションシリーズ」は楽しんでいました。
この記事では
ルイージマンション3が発売される前に、旧作↓
・ルイージマンション(ゲームキューブ版、ニンテンドー3DS版)
・ルイージマンション2(ニンテンドー3DS版)
をレビューしながら振り返ってみたいと思います。
ルイージマンションとは
マリオの双子の弟、ルイージが主人公のゲーム。
オバケがはびこる屋敷に捕まってしまったマリオを助けるべく、オバケを吸い込める掃除機「オバキューム」を手にしたルイージが奮闘します。
一応ホラーゲームという位置付けですが、バイオハザードやサイレトヒル、サイコブレイクなどの「恐怖」を売りにしたものとはちょっと違い、「謎解き、アクション」が主軸のゲーム。
まあ何と言っても親しみやすい「マリオシリーズ」なので、怖いゲームが苦手な人でも安心して楽しめる作りになっています。
ルイージマンション(初代)
2001年に任天堂から発売されたゲームキューブソフト。
ゲームキューブのローンチソフト(ゲーム機本体と同時に発売されるソフト)として発売されました。
ゲームキューブソフトの名作として、今なお評価される1本。
ぼくも小学生の頃におそるおそるプレイしながらハマっていました。
ストーリー
ある日、ルイージの元に届いた「大きなお屋敷をプレゼント」という通知。ルイージは地図を頼りにその屋敷に行ったものの、そこにあったのは想像していた豪華な屋敷とは似ても似つかない、不気味なお化け屋敷だった。
先に屋敷に入って行方不明となっていたマリオを探すため、持参した懐中電灯とオヤマー博士にもらった「オバキューム」「ゲームボーイホラー」を頼りに屋敷の扉を開く。
出典: ルイージマンション – Wikipedia
レビュー
マンションといっても、日本で一般的に言うような集合住宅ではなく、欧米で言う「豪邸」「屋敷」と言う意味で使われているため、
オバケがいる大きなお屋敷の中を探索するストーリーになっています。
カプコンのバイオハザードのように「窓ガラスが突然割れて、ゾンビ犬が飛びかかってくる」というような「心臓が止まるほどびっくりする」ものはあんまりないです。
「オバケが背後から現れる」ことはあるので、びっくりはするけど。
また、考えさせられる謎解きはほとんどなく、どちらかというと「あ、こうすれば良いのか」といった「気づき」で進んでいくシステムとなっています。
ただ、ゲーム内でのヒントがけっこう少なかったと思う。
ぼくが小学生の頃にプレイしていたときは、どうすれば良いの?となってしまうことが何度かありましたね。
最近のゲームほど親切ではない
2001年のゲームなので、最近のゲームのようにチュートリアルが充実していたりストーリーを進める行動のアドバイスがいつでも見れたり、なんてことはないです。
たくさんいるオバケごとにそれぞれ攻略法を見つけたり…
次に進める場所を探したり…
自分で攻略法を見つけながら進めていく。そんなゲーム。
そうやって自分で攻略法を見つけるのもルイージマンションの面白さなので、ゲーム内の案内がない点はデメリットではなく「適度な難易度」として評価できます。
ホラーゲームは超苦手だけどちょっと手を出してみたい、そんな人にも進められる1本。
ルイージマンション(初代)が遊べるゲーム機
プレイできるのはこの2機種。
・ニンテンドーゲームキューブ
・ニンテンドー3DS
ゲームキューブ版は、本体を用意するのもソフトを手に入れるのも大変なので、3DS版がいいかも。
3DS版ではさらに
・パッケージ版
・ダウンロード版
の2種類があったけど、パッケージ版の方が安いですね。
アマゾン参考価格(2019年8月26日時点)
・パッケージ版 3,100円
・ダウンロード版 4,881円
ルイージマンション2
前作から12年(!)の時を経て、2013年に任天堂から発売されたニンテンドー3DSソフト。
ストーリーやゲームシステムはもちろん、タッチ操作やローカル通信によるマルチプレイなど、3DSの機能を使った新しいルイージマンションになっています。
ストーリー
前作の事件からしばらく経過し、オヤ・マー博士と仲間のオバケたちは「オバ渓谷」で仲良く平和に暮らしていた。
しかしある日の夜、突然、絵画に封印したはずのキングテレサによって、夜空に輝く不思議な魔力を持ったダークムーンが粉砕され、仲間のオバケたちは正気を失い凶暴化してしまう。
オヤ・マー博士は反乱を起こしたオバケの捕獲、粉々に散らばったダークムーンのかけらの収集、ダークムーンを粉砕したキングテレサの目的を突き止めるべく、半ば強引にルイージに再び任務を託す。
出典:ルイージマンション2 – Wikipedia
レビュー
ルイージマンション2では、開発元にNext Level Games(ネクストレベルゲームズ)というカナダのゲームソフト開発会社が加わっているため、ゲームの雰囲気やオバケのデザインが変わっています。
前作では
- マンション内の雰囲気が暗かったり
- 全体的にデザインがややリアル寄りになっている
- 一部のBGMが怖い(オペラ歌手の歌声が入っているなど)
というのもあり
「心霊スポットの夜道を歩く」ようなちょっとした怖さがありました。
しかし続編のルイージマンション2では、
- マンション内が少し明るめ
- マンションやオバケなどがデフォルメされて、アニメ調になっている
ということから
「欧米のアニメのようなオバケ屋敷を歩く」という印象で、怖さがさらに柔らかくなっている印象。
もはやホラーゲームではなく「ルイージと可愛いオバケたちのドタバタマンション劇」と言ってもいいぐらい。
ホラーゲーム玄人にはホラーゲームとしてきっと認められないだろう、と思えるほどの怖くなさですが、
「怪談話を始めます」と言われただけで怖くなる、という人が初めてプレイするホラーゲームとしてはオススメできる1本。
ルイージマンション”2”ということでシリーズものではあるけれど、なんといっても前作から12年越しの発売。
任天堂も前作ユーザーだけでなく新規ユーザーもターゲットにしているため、前作をプレイしていなくても大丈夫なストーリーになっています。
”2”からプレイしてもまったく問題なし。
ルイージマンション2が遊べるゲーム機
・ニンテンドー3DS
廉価版(ハッピープライスセレクション)が出ているため、お手軽にソフトをゲットできます。
・パッケージ版
・ダウンロード版
の2種類があるんですが、ダウンロード版の方が安いですね。
アマゾン参考価格(2019年8月26日時点)
・パッケージ版 3,450円
・ダウンロード版 2,645円
まとめ
以上、ルイージマンション旧作を振り返りでした。
10月31日に発売される最新作「ルイージマンション3」が楽しみです。